【報告書】2023年度第1回交流会(2023年4月22日)

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3年ぶりのリアルランチ会開催!  

開催場所:丸東京店12階 ブラッスリー・ポール・ボキューズ

参加者:11名

 

 4/22(土)悠々部会のランチ会が久々に東京駅直結の大丸の12階にあるブラッスリー・ポール・ボキューズで開催されました。前日までの暑いくらいの晴天とは打って変わり、当日は少し涼しい曇りの日でしたが、東京駅の地下街も百貨店の菓子売り場もレストラン街も午前中からあちこちで行列ができるほどの大盛況、コロナ禍での様々な制限が解除された解放感と熱気を至る所で感じました。

 思えば私がJWEFのイベントに初参加したのは四半世紀以上前の20代終わりで、その後悠々部会が立ち上がった時は自分が参加するのはまだまだ先だなぁなんて思っていましたが、いつの間にか参加可能な年齢になっていたことに愕然としつつ、コロナで3年間リアルのイベントが棚上げでしたし、私個人も2年以上完全在宅勤務なので、人に会えること自体を楽しみに会場に向かいました。

 曇りでも十分に明るい全面ガラス張りの店内で11時半には11人が集まり、美味しいフレンチのコース料理をいただきながら、複数の方から、企業で定年を迎えた後は大学等で新たな職に就かれたりNPOで活動されたりしながら、平日や普段は地方、週末やJWEFのイベント時等に都内、という二拠点生活をされていると伺いました。JWEFの会員の方々であれば定年後も働くことは十分に想定できるのですが、私の感覚では、やはり一旦東京で仕事をしてしまうと定年後に地方で働くという選択は難しいのではないかと思っていましたので、その話には少々驚きました。でもどの方も肩の力は抜けつつ意欲的に新しい仕事や活動、土地柄をとても楽しんでおられるご様子、笑顔を見ていて羨ましくなるほどでした。

 また私の席は偶然にも大島先生の隣で、色々とお話を伺うことができましたが、代表をなさっているNPO法人の20年間の活動の記録の冊子を拝見させていただいたところ、何と私が20年前にお世話になった専門学校時代の指導教官もそのNPO活動に関わっていたことが判明。当時からとてもアクティブで人脈も広く、学内外から信頼の厚い先生でしたが、まさかJWEFの会員ともご縁があったとは思いも寄らず、人は意外なところで繋がっていることを改めて実感しました。

 そんなことで盛り上がっているうちに大島先生のご自宅のある山形への旅へと話は進み、秋に1泊2日で大島先生のご自宅訪問と水族館や出羽三山神社等の観光をする計画が原さんから提案されました。この夏から当分の間業務量の大幅増加見込みの私はとても参加出来そうになく、ご参加の方々の土産話を待つばかりですが、自分の定年後もこのくらい気持ちの余裕があるといいなと思いました。

 実は私、昨年11月にやっと派遣社員から正社員となったものの、定年までの時間が短いがゆえに「今更50歳を過ぎて正社員になっても老後資金のためには死ぬまでがむしゃらに働き続けないといけないことに変わりはないから…」とネガティブ思考にどっぷり浸っていたのですが、今回のランチ会でそんな嫌な気持ちは一瞬でも忘れられたような気がします。今後も参加を重ねて先輩方の話を伺いながら人生の後半をどう過ごすか自分なりに考えるきっかけになればと思っております。

 尚、今回着物で参加したのは私1人でしたが、他の方からも着物で参加したかった旨をお伺いしましたし、年齢を経てこその味わいがあるのが着物だと思いますので、次回以降は着物での参加者が増えることを期待しています。

(見山 尚子)

 

 

イベントの元記事

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