【報告書】平成30年度「女子中高生夏の学校2018〜科学・技術・人との出会い〜」(2018年8月10日参加)

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女子中高生夏の学校2018 参加報告 

藤田景子(個人会員)

 女子中高生夏の学校2018の2日目午後、サイエンスアドベンチャーII「研究者・技術者と話そう」のJWEFポスター展示と、学生企画「Gate Way」の情報屋さんコーナーに、スタッフとして参加しました。生徒さんは中3~高2で、JWEFについては「理系に進んだら、是非学生会員に」との紹介程度、やはり進路の話題がほとんどで、熱意に押され4時間弱もあっという間でした。

 「化粧品に興味」「キャリア講演で土木に興味が湧いた」といった話や「音響に興味」「情報処理は天才でないとダメ?」「好きを仕事にすると辛い?」「将来は人工知能で留学を」といった具体的テーマを挙げるを生徒さん達を頼もしく感じつつ「1つの分野にも様々な仕事が」「理系でも文系要素もある」「働く中での分野変更もある」など、知る範囲で紹介しました。今回は少数派ではありましたが「途中で1度辞めるから医歯薬系」「親から文系を勧められた」といった話もあり、自身の職場で「イクメンもママ社員も普通になってきた」ことを紹介し「途中退職を前提にしなくても良いと思う」ことも伝えました。
 JWEFから「様々なロールモデル」「生の声」を紹介し選択肢の多さを見せることの重要性と「彼女たちの先輩」としての責任を改めて感じた1日となりました。

<参考>「女子中高生夏の学校」は、女子中高生が「科学技術にふれ」、科学技術の世界で生き生きと活躍する女性たちと「つながり」、科学技術に関心のある仲間や先輩とともに「将来を考える」機会として夏休み期間に合宿形式で開催されます。14回目となる2018年は8月9日(木)から 8月11日(土)にわたり、実施されました。全国から117 名の中⾼⽣が参加し,26 名の⼤学⽣⼤学院⽣スタッフ(以下、TA)、200 名以上の理系分野の学協会、⼤学、⾼校および企業から実⾏委員やプログラムスタッフが参加しました。キャリア講演の講師として、昨年JWEF若手技術者に贈る奨励賞・審査員特別賞を受賞されたパシフィックコンサルタンツ株式会社のサービスプロバイダー推進本部 石﨑晶子さんが登壇くださいました。(https://natsugaku.jp/からご覧ください)