【報告書】女性技術者コミュニティをつくろう!(2023年3月1日)

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開催日時:
2022 年3 月1 日(水)15:00~17:00
開催場所:
オンライン
参加者:
15 名

イベントリポート

第1 部 講演 15:10~15:40

日本IBM 女性技術者コミュニティ COSMOS のご紹介 倉島菜つ美 さん
 ダイバーシティー&インクルージョンは何のためにやるのか、どんないいことがあるのか、⾧年トップの強いリーダシップで取り組んでこられたIBM 様ですが、その取り組みの大きな柱の一つCOSMOS の活動についてお話しいただきました。COSMOS の歴史、現在の体制や、取り組み状況を詳しくご紹介いただき、D&I が上手くいっている理由の一つは、COSMOS が会社公認の活動であることが大きいとのこと。D&I 活動のために必要なことは、

① 会社の全面的なサポート(トップのコミットメント、人事部のサポート、業務として認められること)
② Give Back Culture (自分のスキルを他の人にどのように還元したか?・・・IBM ではいつも問われる)
③ メンバーのモチベーション(ネットワーキング、楽しんでできる活動であること)

であることをお話しくださいました。Give Back Culture というのは素敵なことだなと感じました。
とても分かりやすくご紹介いただき、自社との違いを感じたり、すぐにでも参考にできそうなヒントを得たり、すぐには難しそうなところを参加者それぞれが考え、持ち帰ってもらえたのではないかと思います。

 

第2 部:グループ対話 15:45~16:45

 3 つのグループに分かれて、自己紹介、第1 部の講演を聞いた感想、自社の現状、悩み事・困りごとの共有、など様々な話題で盛り上がりました。各グループとも活発な意見交換ができて、楽しくそして有意義な会となりました。
 参加者の感想をぜひご覧ください。

 

閉会挨拶 ・写真撮影 16:45~17:00

 最後に参加者によるZoom 集合写真で本会は終了となりました。
 当日、第2 部にもご参加いただいた、COSMOS リーダ 倉島さん、サブリーダ 田端さん お忙しい中ありがとうございました。
 そして、企画段階から一緒にすすめてくださった日本IBM 難波さん、池内さん、伊藤さん、コニカミノルタ 山田さん、ありがとうございました。

 

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アンケートにご回答いただいた参加者の声の一部をご紹介します。

参加者アンケートより

【第1 部感想】
・いつも熱いメッセージをありがとうございます。この熱が各社に広がることを願っています。
・IBM 様では「D&I はイノベーションの源泉」という意識が浸透していると感じました。 参加されていた皆様が自分の言葉で自信をもって語られていたことが印象的でした。活動を推進するための会社のサポートやGive Back Culture のお話はとても共感しましたので自社に展開したいです。
・IBM さまのトップがコミットした活動、ダイバーシティの重要性を明確に打ちだしてその目的とするところをブレなく実行ことが重要、ほか、続けていくヒントなどわかりやすくご紹介いただきました。自社ですぐに展開できそうにないこともありますが、一つ一つ拡げていきたいと思いました。何より自分が楽しんでやりたいと思いました。

【第2 部感想】
・話が盛り上がり、時間はやや足りないくらいでした。さまざまな会社さんでのお話を伺って、なかなか活動が難しい面もあるというお話に対してすぐに何か解決策というのはありませんが、ワークショップでの話から何か一つでも今後の活動に役立てていただければ嬉しいです。
・社内女性技術者コミュニティの活性化や女性技術者の支援が自身の中でホットな話題だったので、経験者の方からいろいろな情報から心強いアドバイスまで伺うことができて参考になりました。少人数だったのも話がしやすかったと思います。
・会社は違っても似たような悩みを抱えていること、JWEF の活動で共有し相談できることが心強いと感じました。
・それぞれが持つ悩みを、社風の違い・立場の違いを共有できてよかったと思います。お話しを伺う中でヒントになることがありすぐにでもできそうなことからでも始めてみようと思いました。
・会社やその時の職場によって女性活躍に関する活動の受け止められ方も様々で、改めて自身の環境の良いところも変えていきたいところも振り返るきっかけとなりました。

(JWEF 法人部会 大本)