【報告書】初めてのグラフィックレコーディング2(2022年06月18日)

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開催日:
2022年06月18日
開催場所:
オンライン

イベントリポート

運営委員・メンター部会 加藤芽里

 グラフィックレコード=絵を描いて記録する手法と聞くと、上手に描かねば!と思いませんか?やってみたいけれど、どう始めればよいか分からない、1人で挑戦してもコツが掴めない、という悩みもあるかと思います。その想いに応えるため今年のメンター部会は、実践に着目したグラフィックレコード(グラレコ)の会を継続して企画しています。
 4月に行った第1回は「情報や頭の中を描こう」という題目で実施し、「分かりやすく、楽しかった!」と大好評でした。第2回は、1つ上段の目的として「人の話を描いてみる」を目的に掲げ、実施しました。

  


 「話」を描く実践にあたり、講師のモモコさんからは端的に文字で説明する、そして説明を補助するための絵や図が要素として重要と伺いました。そこで、その学びを深めるための実践として2つのStepを設けました。1つめのStepでは、1名の話を聞きながら、モモコさんと参加者が同時に描き、それを全員で見比べる時間を設けました。この時間により、文字、そして絵や図にする場合のポイントについてより深く理解することができました。次のStepでは、モモコさんの話を伺いながら全員でそれをグラレコにする練習をしました。それにより1st Stepでの学びを活かすことができ、グラフィックレコードで大事と言われる感情、状況、そして関係性の可視化を随分実現に繋げることが出来たのではないか、と思います。
 以下、学生会員である柳瀬梨紗子さんからも感想を頂戴しています。
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 私は以前1人でグラレコを練習した経験があります。しかしその時は自分の作品の良い点・改善点が分からず、描きっぱなしで終わってしまいました。今回の講習会は「誰かと一緒にグラレコを練習したい」という想いで参加させていただきました。
講習会では、実際に先生や他の参加者の方の作品を見たことで受けた刺激が大きかったです。特に、先生がグラレコをしている様子をリアルタイムで見て「どのように情報を選別して描けば良いか」「聞き逃した時にどうすれば良いか」など実践的な知識を身につけられました。また先生が自分の作品にコメントをくださったことで、次に繋げられる改善点を見つけられました。
 グラレコの練習を通して「人の話を整理しながら聴く力」も身についたように感じます。得るものが非常に多く有意義な時間だったため、ぜひ次回の講習会も参加させていただきたいです。
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If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.

 岸田首相の所信表明演説で引用され有名になった「アフリカの諺」です。私自身、1人で何かをやり遂げるのは得意ではありません。そして特にJWEFに入ってから、沢山の人達と何かを学び続ける楽しさを実感しており、ともに学びを深められることに喜びを感じる日々です。
 メンター部会グラフィックレコード企画の第三弾は「議論の中で描こう」を予定しています。初めての方が参加しても楽しめるような企画構成をしていきますので、是非奮ってご参加ください! 

イベントの元記事

http://jwef.jp/activity/setevt_20220513203808744603360063.html

参加人数報告

個人会員:
5名
法人会員:
2名
学生会員:
1名
会員外:
4名