【報告書】2022年度JWEF年次総会&定例会 実施報告(2022年06月12日)

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開催日:
2022年06月12日
開催場所:
オンライン開催

イベントリポート

 6月12日(日)、2022年度 JWEF年次総会&定例会をオンラインにて開催いたしました。

 当日の総会には 、個人会員28名、プラチナ会員2社、ゴールド会員1社、シルバー会員3社が出席され、委任状と合わせて有効議決権数は136票でした。6月現在の議決権数が164票(個人会員数101 名、法人会員数19社)、有効議決 件数が過半数を超えたため、総会成立となりました。

 司会は運営委員の西元、議長は2021年度委員長の本間と2022年度委員長の行木が務め議事進行いたしました。議題は 、2021年度活動報告、2021年度会計報告、2022年度活動計画、2022年度運営予算です。
 まずは、運営委員の田中より、2021年度活動報告を行いました。6月にはオンラインで総会・定例会を開催。OECD 東京センターの前所長であり MPower Partners のゼネラルパートナー 村上由美子氏にご講演いただきました。1月には新年会と、世代・トレンド評論家であり立教大学大学院ビジネスデザイン研究科客員教授でもある牛窪恵氏をお迎えして特別講演会を、一般参加を可能として開催しました。 3月の見学会は、「ピンチはチャンス 想定外を楽しく乗り越える方法」と題したワークショップを開催しました。2021年度のJWEF 女性技術者に贈る奨励賞は、株式会社 安川電機 ロボット事業部 ロボット技術部自律技術開発課 外林杏子氏が受賞されています。
 その後、各部会長から部会の活動を報告いただき、続いて2021年度会計報告。コロナ禍の影響を受け活動費が抑えられましたが、チャレンジ活動として特別講演を実施、運営委員の作業の効率化のためのIT導入などを実施しました。

 2022年度は運営委員の改選があり、選挙の結果、当選となった新体制で、2022年度 活動計画、2022年 度運営予算を報告しました。また、 2022年度がJWEFの設立 30周年であり、周年記念企画を検討する計画です。新体制となった部会長からも各部会の計画を報告。計画に合わせた2022年度運営予算が承認されました。
 最後に、コロナ禍で活動がオンライン中心となったことで、JWEFの細則見直しを行ったことを報告しました。


 定例会は、「『家族の幸せ』の経済学~男性の育休、その意義について改めて」と題して、内閣府・男女共同参画会議議員でもある東京大学 経済学研究科教授 山口慎太郎氏をお迎えし、ご講演いただきました。
 最近は、男性の育休に関する義務化など、働き方に様々な変化を感じるようになってきました。しかし、既成概念や性差役割分担の考え方も根強く残っている現状に、悩んでいる人も多いようです。ご自身が育児休暇を取得された経験をもとに、海外での男性の育休の現状や男性側の育児における愛情ホルモンの醸成などについてお話を伺いました。

 

 

 講演後のグループディスカッションでは、まだ育児経験のない方や育児休業を取得された男性のご意見などさまざまな参加者のお話も伺うことができ、活発な会話が進みました。

イベントの元記事

http://www.jwef.jp/activity/setevt_20220505172247442000762453.html