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JWEF 2020産業技術勉強会 第3回「乳がん検診とマンモグラフィ~早期発見を支える技術」 記録
主催 :JWEF(日本女性技術者フォーラム)
開催日時:2021年2月25日(木) 18:00~20:00
開催場所:オンライン Microsoft Teamsを使用。
テーマ概要:「医療機器産業の動向と将来展望」
日本の乳がん患者は増加しており、今や日本女性の9人に1人が生涯に罹患するといわれているが、早期の段階で発見し、治療を行なうことができれば、死亡率を大きく下げることができる。
今回は、富⼠フィルム株式会社様の全⾯協⼒のもと、乳がんの早期発見を支える代表的な技術として、マンモグラフィに焦点を当て、そこに使われている先端技術についてご紹介いただいた。
プログラム:
1) 「乳がん検診とマンモグラフィ 早期発⾒を⽀える技術開発」
富⼠フイルム(株) メディカルシステム開発センター
研究マネージャー 中⼭ 弘毅(ナカヤマ ヒロキ) ⽒
2) 「マンモグラフィ画像処理技術紹介」
富⼠フイルム(株) 画像技術センター
瀧 伴⼦(タキ トモコ) ⽒
3) 「マンモグラフィ装置機器開発について」
富⼠フイルム(株) メディカルシステム開発センター
藤本 淑恵(フジモト ヨシエ) ⽒
*)事前資料提供として、「乳癌検診の⼤切さ」を理解していただくための動画を、勉強会前の約10日間配信した。
参加アンケート概要:
全体満足度: ”満足”
(満足、どちらかと言えば満足、普通、どちらかと言えば不満、不満、の5段階から選択)
講演内容評価: 講演1,2,3共に “有用” (有用~有用でない の5段階から選択)
感想(抜粋)
・どの講演もわかりやすく、とても面白かったです。まずは、乳がんのリスクを知り、たくさんの方が検診を受ける気持ちになることが先だな、と思っています。
・マンモグラフィーの進化の為に開発された様々な技術を知る事ができ、非常に有意義でした。
・Q&Aでも出ていましたが、私たち被験者が選んで検診が受けられるといいなと思いました。
・乳がん患者の増加は非常に深刻な問題だと思いますので、こうした技術開発に取り組まれている講師の皆様に改めて感謝と敬意をお伝えしたいです。
・エコーだけでも検査技師の腕によることが分かったので、今後はマンモグラフィもやってみようという気持ちになりました。乳がんは早期発見で治る病気なのに、検診率が低いことがとても悲しい現実でした。周りに声かけを含め広めていこうという気持ちになる、とても前向きな講演会でした。講師の皆様には分かりやすい説明のご講演を頂いたことを、心より感謝申し上げます。
・乳がんになった人が身近にいるので、痛くないマンモ検診が受けられるようにしてほしい。
・検査の信頼性だけでなく、苦痛が少ないことが受診率を上げる大きな要因になり得ることが腑に落ちた。
以上
http://jwef.jp/activity/setevt_20210128205731949911144986.html