【報告書】2020年度JWEF女性技術者に贈る奨励賞授賞式と記念シンポジウム

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イベントレポート

11月3日奨励賞の受賞式を実施いたしました。

昨年同様の日比谷図書館内のコンベンションホール会場には、受賞者と所属上司、そしてご家族と、運営委員で、定員の10分の1以下の人数が入り無観客で、観客の方は全員ご自宅よりオンライン接続で参加、というハイブリッド方式で実施いたしました。

奨励賞は、仕事を遂行する上での行動・手法・成果が、社会や会社の意識・風土改革につながり、さらに若手の希望となる存在となっている女性技術者を毎年表彰し、ロールモデルとして提示しています。
元東京大学教授・元東京医科歯科大学教授の都河明子先生からの寄付をきっかけに創設した本賞も12回目となり、本年度の受賞者は以下の通りです。

<奨励賞受賞者>
 日本アイ・ビー・エム株式会社 
 東京基礎研究所 榎美紀氏

<特別賞>
 森林研究・整備機構
 森林総合研究所 木村恵氏

会場での授賞式は、PCにつないだWEBカメラでオンライン配信。
まずはじめに、運営委員長の本間美賀子より受賞者の発表と選考理由について報告をいたしました。
その後、受賞者にはご登壇いただき、賞状と盾、副賞の授与。

 

 

 

引き続き、お祝いの言葉をいただきました。めに、榎美紀様のお勤め先である日本アイ・ビー・エム基礎研究所所長福田様。
次の、木村恵様のご所属されている生態学会副会長 東京大学教授宮下様から。
続いて、昨年の奨励賞受賞者である東京大学の藤井先生は、オンラインからの祝いのお言葉でした。また、本シンポジウムをご後援いただいている経済産業省の経済産業政策局総務課長兼経済社会政策室長 坂本里和様からも、お祝いのメッセージをいただきました。

その後は受賞記念講演として、榎様、木村様それぞれにご講演をしていただきました。講演後は、会場と、オンライン上のチャットから質疑があり、なごやかな雰囲気の中70分ぼどの授賞式を無事終えることができました。

 

 

奨励賞の日本アイ・ビー・エムの榎美紀様、特別賞の森林研究・整備機構 森林総合研究所 木村恵様、受賞おめでとうございます。

オンラインの方には20分ほどの休憩時間がありましたが、その間会場では受賞者の写真撮影のお時間としておりました。JWEF運営委員長と、受賞者。受賞者と所属上司の方。ご家族の方...などいろいろなバリエーションで舞台上で記念撮影行い、あっという間の休憩時間となりました。

記念シンポジウムでは、「今、なぜ、女性リーダーが求められているのか~私の経験から」と題して、矢島洋子様よりご後援いただきました。

 

矢島様は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 執行役員・主席研究員で、元内閣府男女共同参画局で、少子高齢化対策、ワークライフバランス関連の調査・研究、コンサルティングに取り組んでいらっしゃる方でが、今回は矢島様ご自身のこれまでの事を含めてお話しいただいたのが非常に印象的でした。

オンラインでは、40名弱の方にお集まりいただきました。音声・ビデオなど家庭で利用している機材持ち込みによる配信のため、十分ではない状況・不慣れなオペレーションの中、最後までご覧いただきましてありがとうございました。

 

イベントの元記事

http://www.jwef.jp/activity/setevt_20201003111946723063904095.html