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報告者:メンター部会 加藤芽里
<参加者で集合写真>
-イベント概要-
2月3連休の最終日、3つのグループに分かれた計15名が、2005年Londonで起きた自爆テロの生存者ジル・ヒックス氏のTED Talkを視聴しました。彼女はその事件で両足を失いましたが、奇跡的に救出されます。その事件を通じて、「彼女が気付いたことは何か。」に焦点を当て、グループ毎に議論を深めました。人は、自分の判断に依って他者にラベルを張ること、そのラベルが時に憎しみという感情を生みだし、生命も奪うことがありうること。そして、仕事に身を投じながら生きてきたジルが、生死の境ではじめて「肩書」ではなく、「愛」の大切さを理解したこと等が参加者の気付きでした。
それを踏まえ、「こうなりたい」と心から願う自分の姿を明確化し、実現に向けた具体的アクションプランを書き出しました。そして仲間とともに語りながら、未来の目標を宣言。それによって各々、「PositiveでHappyな未来の私」を見出すことが出来ました。比べない、出来ない理由を探さない、先送りしないという意見も賛同者が多かったです。
-企画担当の感想-
「TEDを題材に語り合うワークショップ」というJWEFの企画をやってみたいと思い、TEDを見つけるところから始めました。技術的な内容のTEDもありますが、その前に、1人の働く女性としての共通課題「仕事と家庭の両立」に焦点を当てました。両立は、必ずすべきものなのか?どちらか、または、それ以外に幸せはないのだろうか。と私自身が疑問を抱いたことがきっかけです。責任をもって仕事を成す喜び、母として子供と過ごせる日々、かけがえがないです。それでも、「私」の幸せは何か、立ち止まって考えたいと思いました。
今回の企画を通じて私が理解したのは、「My Happy Life」は1人1人の心の中にある、ということでした。日々have toにばかり注力しているので、自分のwantを忘れてしまう。自分に目を向ける時間を作ることで、内なる声は具現化され、言葉として外に出すことで、沢山の繋がりやチャンスも生まれる。そういうPositiveな交流も沢山実感できました。
2018年JWEFメンター部会第1弾プロジェクト、多くの先輩方に助けて頂きながら無事終了することができ、個人としても大変勉強になり、ありがとうございました。来年、また「想い」を交流できる新たな企画/提案が出来るよう、学びを深めていきたいです。
-参加者の感想-
「自分の心のバイアスを思い出し、本当に大切なことは何かを思い出しました」
「人と比べず、自分のハッピーを追求することが重要だと改めて感じた」
「比べない、ということを若い方に改めて言われて気づかされました。人と比べず、ラベルを貼らず、自分は何をしたいのか考えていきたいです」
「参加者の本音を聞く機会になり、参加して有益でした」
「自分の今後の人生だとか、一番大事な根幹は人と交流することであり、後悔しないよう挑戦し続けていくことが大事だと感じました。多くの人とディスカッションすることで自分の視野がとても広がって、今日から頑張ろうと思います」
「ラベリング、人と比べることにとらわれている自分に気づいたので、ここの部分とうまく付き合っていける」
「時間配分とかちょうどよかったです」
グループで話している時に、「同窓会やイベントは元気じゃないと出られない。」との発言があり、納得でした。本当に落ち込んでいるときには参加そのものが難しいけれど、‘ちょっと行ってみようかな’と参加した時に元気をもらえる場所でありたいと改めて感じました。
今回は、非日常をテーマに扱うTED動画を題材とし、メンター部会の若手に終始企画をお任せしました。ロールモデルとしてリアルな生の声を聴く企画も継続しながら、2018年もみなさんのニーズに合う活動を探りたいと思っています。「こんなことやってみたい」というお話もいただきました。企画運営の同志も募集しています。いつでもご連絡ください。
加えて、今回保育を利用された方からの感想もいただきましたので、掲載させていただきます。
-保育利用者の感想-
保育の感想ですが、大満足です!
メンター部会連絡先:jwefmentor@gmail.com
(メンター部会長 永合由美子)
http://jwef.jp/activity/setevt_20171226214719738008076061.html