【報告書】2014東京ウィメンズプラザフォーラムin青山 　リケジョのしなやかなキャリア 　〜それぞれの転機〜 #JWEF

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2014東京ウィメンズプラザフォーラムin青山にて、4人のリケジョパネリストの講演・パネルディスカッションに続いて、交流会を開催しました。

ややイベント続きの2014年11月8日（土）、夜の時間帯の開催で参加者は25名。会員だけでなく、会員外の参加者10名を含めて、子育て中のご夫婦が4組、講演者の川久保さん含めてお子様連れの方も4名いらして下さったのがとても新鮮でした。特に育休中やその後のキャリアについて考えていらっしゃる方も多く、複数のロールモデルの講演や情報交換は、開催した私たち自身にとっても有意義なものでした。

◆講演◆

パネルディスカッション

交流会

アンケート回答抜粋

・仕事上で行き詰っていて、自分のライフプラン、キャリアを考えていた時に知ったイベントでしたが、様々なbackground、キャリアの方の話が聞けて、発想の転換が得られたように思います。ありがとうございました。

・理系ではないが大変良かった。働きたい女性には誰にでも興味のある内容だった。育休中のとても良い刺激になった。子供もかわいがってもらえた。

・さまざまなキャリアの方の話が聞けてすごく面白かった。現在育休中で脳が休みモードだったので、すごく刺激になりました。自分のキャリアについてじっくり考えてみようと思いました。

それぞれの講演や様子は、参加された石川さまの感想に詳しいので、そちらをお読みいただければ幸いです。 サポートいただいた学生の方、場所の提供やイベント告知にもご協力をいただいたウィメンズプラザのスタッフの方に、心より感謝します。

参加者の感想　：　「人生まるごとのキャリア形成」

（個人会員　石川佳子さま）

　11月8日に東京ウィメンズプラザで行われた「リケジョのしなやかなキャリア〜それぞれの転機〜」に参加しました。これまでもJWEFのイベントにおじゃましたことがありましたが、この春に会員にならせていただいて初めて参加したイベントでした。

　前半の講演会は、企業で研究開発をされている方、お仕事の傍ら大学で学ばれている方、独立起業されている方、とみなさん多様なキャリアをお持ちで、大変刺激を受けました。

　松本さんは、企業で研究開発に携わることの特徴をわかりやすく語ってくださいました。また、社会人になってから博士課程に進んで学位を取得されており、具体的なアドバイスも示してくださいました。 　川久保さんは、理系の少ない職場に入られての苦労や、出産を経てのご自身の視点の変化のお話が印象に残りました。初めての産休中という、なかなか新しいことに踏み出しにくそうな時期に博士過程に進んで、お仕事とは分野の違う研究をスタート、お二人目も出産、仕事の方も復職されているということでとてもバイタリティーを感じました。

　山口さんは、育休後コンサルタントとして全国的に活躍されています。雇用者である企業側の視点、出産を経ても働き続ける女性の視点、両面からの冷静なアドバイスに定評があります。これまでのキャリアを振り返りながら『原点』を語ってくださいました。

　吉田さんは、食品メーカーでの商品開発に長く従事されていました。いまは家族の歴史を書籍にまとめるという、一見すると分野の違うところで起業されています。起業したいという夢はずっとお持ちだったそうで、聞く、調べる、記録する、という能力が今のお仕事にも活かされていることがよくわかりました。

　仕事、しかも担当業務そのもののスキルだけではなく、業務を通じての経験すべて、人間関係、家庭、人生のすべてがそれぞれの人のキャリアを形作っているのだなということを強く感じました。

　4人ともそれぞれにいろんなターニングポイントを迎えておられますが、ご自身の強みをよく把握してそれを活かされているという共通点があります。どの方も、流れに大きく逆らうでもなく、かといってただ漫然と流されるでもなく、ご自身で舵取りをして人生を歩まれている姿に大変勇気をもらいました。

企画概要

プログラム

2014年11月8日（土） 18：00〜20：30

• 18：00〜19：00
  リケジョ4名による講演会
• 9：00〜20：00
  パネルディスカッション
• 20：00〜20：30
  交流会

場所

東京ウィメンズプラザ　ホール　視聴覚室　A・B
https://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
https://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/facilities.html

話題提供

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