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メンター部会主催
メンター部会 弥富洋子
メンター部会では、会社や学校の垣根を越えた相談相手を見つけるための出会いの場としてメンタリングサロンを企画開催しました。またJWEF全体の忘年会を同時開催し、更に交流を深めることができました。
日 時:
2013年12月1日 13:00-15:00
場 所:
HUB cafe Tokyo 東京都中央区八重洲1-5-9八重洲アメレックスビル 3階 http://hubcafe.jp/rental_space.php
参加者:
会員22名(うち学生会員1名) (滋賀県や山梨県からも参加していただけました)
概 要:
<プログラム>
13:00 開催のあいさつ (山口部会長)
13:05 進め方の説明 (佐藤部会メンバー)
13:10 メンタリングサロン① 班替え
14:10 メンタリングサロン②
14:55 終わりのあいさつ
参加者とメンター部員で3〜4名の6グループを結成、今回は、出来るだけ多くの人との出会いをつくろうということで、途中班替えを行いました。気楽なカフェ形式でコーヒーやお茶を飲みながら、メンターの進行のもと、今回参加した理由、期待を含めた自己紹介を行い、今後のキャリア形成について、職場でのマイノリティならではの悩み、育児との両立に対する不安、これからの進路の悩み等を共有、メンターだけでなく参加者同士で体験談によるアドバイスを行うことで、もやもやした気持ちを整理、新たな気づきを得る場となりました。初対面のメンバーも多かったので、最初は緊張した空気が漂っていましたが、あっという間に打ちとけることができ、とても充実した時間となりました。
その後、同場所にて忘年会を開催。美味しい料理とお酒を味わいながら、参加者全員での自己紹介も行いつつフリーに語り合うことで更に交流を深めることができました。
遠方から参加した学生会員や個人会員の方からは「JWEFFのことをもっと早くから知っていればよかった」「遠方から参加した価値があった、参加してよかった」等の感想をいただきました。また、忘年会の締めのあいさつで、渡辺委員長からの「ロールモデルって年上を思い浮かべることが多いですが、年下にも魅力的な人がいるので、ロールモデルに年齢には関係ないと気づきました。JWEFでは年下の素敵なロールモデルの方たちに会えますね」というお言葉が印象的でした。
これ以外にもたくさんのご意見をいただきましたので、今後の活動に活かしていきます。
綜研化学(株)上野 裕美
12/1(日)に行われたメンタリングサロンに参加させていただきました。
私自身もともと社交的ではないと自覚していたので、初のサロン参加の当日までは不安と期待とで正直ちょっとストレス(?)を感じていました。
サロンという響きにも勝手に優雅なイメージを抱いていたので、「場違いになるのでは・・・」という気持ちも不安を煽っていました。
ドキドキを隠せず当日、サロンが開かれる会場の扉を開けると知らない人が大勢います。
緊張の最大値でした。
が、皆さんを見て少し安心。なぜかこう、自分と同じように戸惑い、緊張気味・・・?。一目見て、「あ、皆さん真面目に参加しに来てるんだ。」と判りました。
真面目って理系女性の美徳だと思うのです(こちらも勝手ながら)。なぜが話す前にそれが判る・・・
サロンでは少人数のグループに分かれての懇談となりました。懇談の始めは私も含め皆さん緊張気味でしたが、少し話をすると同じような境遇であるもの同士、すぐに打ち解け、話が弾みます。あっという間に時間が過ぎてしまいました。
悩みはそれぞれ、生活とキャリアのこと、職場での仕事の仕方、モチベーション、コミュニケーションのことなど様々です。が、どれも自分に当てはまることばかりでした。
自分ばかりが悩んでいるのではなく、皆同じように悩んでいる。そしてそれは話すことで、答えに近づくこともあるし、お互いの励みにもなる。
良い気づきができた貴重な一日でした。
懇談会の後は忘年会となりましたが、その場ではさらに互いが打ち解けることができました。
様々な人と年齢を超えて話ができる。そういう機会はなかなか無いように思います。
今後、メンタリングサロンとJWEFが女性のより良い場になることを願っております。
また、本文書を読んでくださった方がこのような催しに興味を向けてくださいますように。
立命館大学 理工学研究科 機械システム専攻 修士2年 竹川智子
数か月前に「女性技術者」というワードが目に留まり、迷わず即入会させていただいたJWEF。実態もよく分からないまま広報誌やイベントレポートなどを拝見するも、学生である自分がどう関わったらいいものか、という思いがこれまでの正直な気持ちでした。ですが今回思い切って、初めてメンタリングサロン&忘年会に参加してみて、先輩ばかりの中でしたが自分以外の初参加の方も多く、また皆様温かく迎えてくださり、気さくで本当に素敵な会で、とても感激しました。
そんな中私が最も強く感じたのは、「もっと早くJWEFの存在を知りたかった!」ということ。それと共に、「日本中に潜む、もっとたくさんの理系女子学生=女性技術者の卵や、これからキャリアを築いていく女性たちに、JWEFの存在を知って欲しい!」ということです。全国から、業界、職種、世代もばらばらの女性が集まり、もちろんそれぞれの経歴やキャリア、生き方も本当に様々。そんな沢山の女性たちの仕事やプライベートについてお話が聞けて、未知だった世界を見せて頂いた気分でした。普段、同僚や先輩後輩、関わる教授や企業の方々はみな、ほぼ男性ばかりの環境にいる私や、相談に来る後輩の理系の女の子達にとっても、こんなにも心強い集団があったのかと希望に満ち溢れた気持ちになりました。
そしてもうひとつ、新たに感じられたことがあります。私は「メンター」や「ロールモデル」と聞いて、それらは今の自分や近い将来の自分にとって、キャリアの浅い人を助けてくれる存在だと思っていました。また、それらは少し先の未来、ある程度キャリアを築くことができた時には必要が無くなる、そのときには助けてもらう側は卒業して、今度は自分が「メンター」や「ロールモデル」になっていくのであろう、と想像していました。しかし実際に働く女性たちの声を聞いて、それは少し違うと分かりました。キャリアを築いた人が更にその先の人生を考えることや、逆にキャリアが浅いうちでもその生き方が誰かの励みになれることを知りました。JWEFには、こうして女性が集まって、支え「合う」ことが出来る場があるのだと感じました。
最後に、渡辺運営委員長がおっしゃっていた「(働く女性として)誰かが活躍すれば、功績を残せばいいのではない。たくさんの女性が社会で活躍して、さらには後に続いていかなくては意味がない。」という言葉を引用させて頂きます。この言葉の通り、来年から技術者として社会に出る自分はもちろん、全ての女性技術者が、社会で幸せに活躍し続けられる未来を創っていけたらと強く思います。そしてそう思わせてくださった、また、働く女性が集まるこんな素敵な場があるのだという希望と安心感を与えてくださったJWEFの皆様に、とても感謝しています。本当にありがとうございました。来年からは一般会員として、JWEFの活動に参加させていただきたいと思っています。まずは春から、女性技術者としての第一歩、ひたむきに頑張ります。そして、きっと誰かに支えられ続けながら、いつか私も誰かのメンター、ロールモデルの1人になれたらと思います。
改めて、素敵な出会いをありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
(右は参加者の藤田さんが当日書いて下さったJWEFのゆるキャラです)
メンター部会 山口 理栄
永合由美子
葛西 陽子
佐藤由香利
弥富 洋子