JWEFに参加して#JWEF

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学生会員の梶波さん姉妹がJWEFでの活動について想いを寄せてくれました。皆さまにご紹介します。

JWEFに参加して

慶応義塾大学 経済学部4年 梶波 玲子
慶応義塾大学 経済学部4年 梶波 晶子

経済学部に在籍している私達は、2011年度の奨励賞受賞式よりJWEFの活動に参加させていただいております。大学四年生となった今春、私達の就職活動が始まりました。私達は管理職・営業職等の職種にも応募しましたが、活き活きと働かれているJWEFの諸先輩方への憧れが常に心の中にありました。その結果2人ともシステムエンジニアとして異なる会社から内々定を頂くことができました。大学卒業後は技術者の卵として引き続きJWEFに参加させていただきたいと考えております。

大学入学時、女性である自分達が働くイメージはぼんやりとしたものでした。親元を離れて学生生活を送るうちに、自分の進む道は自分で切り開かねばならないという実感が徐々に強くなってきました。しかし働く女性が身近にいない環境で育った私達はどう進んでよいものか迷い不安になりました。丁度その頃JWEFに入会させて頂きました。

JWEFでは会社・組織・年次・分野を超えて様々諸先輩と交流させて頂きました。働く女性から直接お話を伺う経験は私達にとって新鮮で衝撃的でした。金町浄水場の見学会や、奨励賞受賞式、ロールモデルカフェに参加して、活力に溢れる諸先輩の姿を拝見し、家庭と仕事を両立されてきた方のお話しなどを伺えた事は私達の大切な財産になりました。また貴重なご助言を頂く事もありました。

大学三年の終りに、私達は何らかの「専門」を持って働きたいと考えるようになりました。前述の通り、就職活動では種々の職種へ応募し、自分に適合する職種を考える機会を持てました。活動がなかなか上手く進まず幾度となく挫けそうになった時には、JWEFの先輩方の姿を思い浮かべて奮起しました。

WEFでの経験が私達に「専門家」への強い憧れを持たせてくれました。その結果偶然にも二人とも、金融分野のシステムエンジニアとして社会人生活を始めることになりました。金融とITの専門知識を幅広く身に着け、新しいシステム開発・発展に加わりたいと思います。今後とも積極的に視野を広げるよう努めていきます。

最後になりましたが、原稿を執筆させて貰えないかという突然のお願いを快諾して下さり、会場で右往左往する私達に優しく声をかけて下さったJWEFの皆様、本当に有難う御座います。来年度からは一般会員として参加できることを、早くも一人前になれたかのように感じ、楽しみに思っております。これからもJWEFの一員として、社会人の後輩として、どうぞよろしくお願いいたします。

   
 梶波玲子さん      梶波晶子さん

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